こんにちは、ぷろとです。
今日からヒーローズジャーニー第8話。死と再生、最大の試練(The Ordeal)編。あなたは最も危険な場所へ向かうために最大の努力を行い、万全の状態で目的に向かっています。しかし、簡単に目的を達成させてくれるほど世の中は甘くありません。

ぷろとです。ブログ毎日投稿のチャレンジ中です。文章を書くための考え方や、趣味のゲームや感銘を受けた事などを執筆しています。
ヒーローズ・ジャーニーとは直訳すると英雄の旅路です。自分は英雄ではないので関係ない…というのは勿体ない話です。これは人生の型であり、挑戦の型であり、変化の型です。どれもまとめると物語となります。ストーリーには人を惹きつけたり巻き込んだりする力があります。ヒーローズ・ジャーニーを学ぶことは、あなたの人生を豊かにすることなのです。
前回、ついに最終目的の一歩手前にたどり着きました。
様々な試練を乗り越え、仲間との絆を深め、敵を打ち破り、成長したあなたはいよいよ最終目的地へとたどり着きます。心は躍り、期待にワクワクし、「ついにここまでやってきたか」と満足感も湧いています。しかし、まだ報酬は手にしていません。これから最後の戦いが始まるのです。
8.死と再生、最大の試練(The Ordeal)
何やってんだよオレ…
ギミック処理をミスった。あと一歩で勝利という所で…。
また最初からやり直しだ。
刻一刻と時は過ぎて行く。
今日は解散となった。
オレ達はFF14というゲームの高難度コンテンツに挑んでいた。
そのコンテンツの踏破のために8人の仲間が集まり、全部で4つのステージを踏破できれば目的の達成だ。高難度コンテンツと言われるだけに一筋縄では攻略できない。
予習・練習・復習を繰り返し、何度も挑んでようやく攻略する事ができる。
そんなステージが4つもあるのだ。
最初のステージは比較的楽だったが、攻略に数日を要した。続く2ステージ目、3ステージ目と順調に攻略していく。順調とは言え2週間ほど挑んだ末の踏破だ。
そして、最終ステージにたどり着いたオレ達は、ここまでの経験と仲間たちの結束を強め挑んでいく事になったのだが……。
さすがに最終ステージ。これまでの難易度とは別格。
攻略を開始して2週間が過ぎようとしていた。
その間、何度も苦汁を舐め続けた。
一つ一つのギミックを解いていくのも一苦労。
進んでは全滅。進んでは全滅を繰り返し、一歩づつ先へ進んで行く。
もちろん全滅をしたら最初からやり直しだ。
一つ一つのギミックが難関なので最初からやり直すのも一苦労だ。
一度攻略を確立させた場所でも一つのミスから壊滅することもあった。
そうやって、徐々に攻略を進め、最後のギミックも解き明かし、勝利目前へと迫った。
だが、
このゲームはギミックを解き明かせばそれで終わり。ではない。
最終的には火力という壁に阻まれる。
オレ達は、何度も残り1%の壁に阻まれた。
敵のHPを削り切れば勝利だ。
そのHPが残り1%という所で、無情にも時間切れという名の最後の敵の攻撃をくらって全滅してしまう。
仲間8人の息が合い、各個人が全力を出す事で勝利する事ができる。
このゲームのバトルは、仲間全員でこなさなければいけないギミックという大枠と、各個人の攻撃火力という要素で成り立っている。
ギミックを処理しつつ、各個人はしっかりとスキルを適切に叩き込んでダメージを与え続ける必要がある。
無駄なく全てを適切にやらなければ残り1%の壁を乗り越える事はできないのだ。
その試練を乗り切った時、勝利という美酒に酔いしれる事ができるし、報酬も手に入れる事ができるのだ。
ドラマチックな展開には、必ずそういった試練が存在し、その試練は簡単には乗り越えれない。
あなたにも何かしらの目的があるだろう。
その目的を果たす直前には、必ず最大の試練が訪れる。
その時、あなたは一度挫けるかもしれない。
だけど、それは用意された展開だ。
試練とは、あなたを試しているのだ。その報酬があなたに本当にふさわしいものかどうかを試しているのだ。だからこそ辛い出来事が起きる。
だけど諦めてはいけない。
それは必ず乗り越える事ができる。
絶望はするかもしれない。
絶望に堕ちてどん底に叩き落されるかもしれない。
だけど、必ず乗り越えることが出来る。
多くのストーリーがそうなように、必ずあなたは乗り越える事ができる。
そのために辛い経験を沢山してきたはずだ。
今までの苦労が必ず、あなたを希望に導いてくれる。
死と再生は表裏一体で、絶望があるから希望がわくのだ。
最初から全てが上手くいくなんて都合の良い事は中々ない。そこに希望はない。
希望は絶望があるから生まれるのだ。
頑張れ!
最大で最後の試練を乗り越えた先に報酬は待っている。
次回は、報酬 Reward (Seizing the Sword) 編です。

それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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