こんにちは、ぷろとです。
今回はFF14がどんなゲームなのかお話しします。
一言で答えると、「文化祭」です。

ぷろとです。ブログ毎日投稿のチャレンジ中です。文章を書くための考え方や、趣味のゲームや感銘を受けた事などを執筆しています。
オレはFF14というゲームを遊んでいます。FF14を機能的に説明した記事は下記になります。
今回の記事は、実際にFF14を遊んだら、どういう気持ちになるのかという部分にフォーカスした体験記事です。
FF14はオレにとって文化祭です。
かなり面白い体験をさせてくれるゲームなのですが、それと文化祭に何の関係があるの?と思うかもしれません。
そこで、オレがFF14は文化祭だという理由を話したいと思います。
FF14は文化祭みたいなものだ
これは今から20年以上前にあった実際の話。
当時中学2年生で、
クラスに馴染めてない子だったオレは、
学校という時間が苦痛で苦痛で仕方なかった。

(早く終わらないかなー)
(今日は帰ったら何しようかなー)
とかばっかり毎日のように考えていました。
そんなある日のHRの事…。

今年の文化祭はオリジナルの劇をやりまーす
という提案をしてきました。

(うわ…怠いやつやん…)
と思わずにはいられませんでした。
しかし、先生はノリノリで、

めちゃめちゃいいシナリオが出来てん!これ劇でやろう!
クラスは賛成反対な雰囲気が半々だったように思えるが、最終的に多数決で先生オリジナルの劇をやることになったんだ。
そんな先生オリジナルの劇でオレが選んだ役は、
三味線マン
なんだそれは?と思うかもしれないので補足しておきます。まず、どんな物語かというと、「自由とは何か?」みたいなのを問う壮大なテーマの物語で、三味線マンは、自由な世界の住人の一人として登場する。とある事情で主人公たちが自由の世界にやってきて、初めて出会うのが三味線マンだ。三味線を弾きながら登場し、主人公たちに助言を言うという役だった。
ネタキャラぽくもあり、誰もやりたがらないだろうと思ったし、しゃべるのも得意ではなかったオレは、主人公キャラは避けたいと思い率先してこの役を選んでみた。
案の定、ライバルいなかったのでサクッと決まった。
しかしだ…
思った以上に、すごい目立つんだこのキャラ…
三味線のBGMが流れてから登場するから注目されるし、衣装も他の人たちとは違い本格的というか奇抜と言うか…そしてもちろん三味線を持ちながら登場する。本物の三味線ではなく手作りのものではあるけど。にしても、引っ込み思案で陰キャなオレには少し荷が重いのではと思った。
とはいえ、先生オリジナルの劇は確かに素晴らしいシナリオだったと思ってたし、一人一人にしっかり役割が与えられていた。次第にみんなが真剣に準備や練習を繰り返していった。オレもがんばって声を張り上げていたなぁ。そして、いつの間にかクラス一丸となっていた気がする。
みんなで、
あーでもないこーでもない言いながら…
時には喧嘩みたいな事もあった。
連日のように放課後はクラス全員で居残りした。
備品も細部まで拘って作っている人もいた。おそらく客席からは見えないだろうに。練習も声の出し方や感情の込め方まで、先生の指示だけではなく、みんながそれぞれに本気だった。
だって、明らかに帰ってから家でも練習してただろう的な人までいた。
そして、
クラスに馴染めなかったオレも、いつの間にかクラスの人たちと仲良くなっていたし、あんなに学校嫌いだったオレが居残るのが楽しくなっていたんだ。
ある日、クラスの誰かが言った。

この劇めっちゃええやんなぁ!

これ絶対優勝するっしょ!
次々に当たり前やん的な会話が飛び交う。
まるでクラスが、
一体になったような雰囲気だった。
それで迎えた本番当日。
みんなに緊張が走っているのが感じられた。
あんなに全員が練習していたのに…
かくいうオレ自身も、、、
自分の出番が近づくほどに心臓の鼓動がドキンドキンと聞こえてくる。

あんなに練習したのに、なんだろうこの震えは…
緊張の中、オレは三味線マンになりきり演じきった。
しかし、
いつもより棒読み感にはなってしまったかも。

だっていっぱい見てる人がいるんだもん…。
やがて全クラスの演技が終わり、最後に最優秀賞の発表が行われた。
オレたちの学年は全部で9クラスもあったのだが、どのクラスよりも上手く演じれていたと個人的には思ったし、内容も全然良かったはずだ。
どう考えても最優秀賞はオレらのクラスだろうと誰もが思ったはず。
緊張が走る。
後ろの子が祈っていた。
女子たちは手を繋いでジッと聞き入っていた。
そして、
最優秀クラスが告げられた。
その瞬間、
ワーーッってクラス全員が歓喜の声を上げた。
みんなの努力が報われた瞬間でした。

抱き合って喜んでいる奴や、中には泣きだして涙をポロポロ流していた奴もいたんじゃないかなぁ。
オレも泣きまではしなかったが、頑張ってやってきた達成感からか、嬉しいあまりに思わず「やったー!」と声に出して大喜びしてしまいました。
というね文化祭の思い出があるんですけど、
FF14というゲームは自分が文化祭で得た感動を何度も再現できてしまうんです。
なので、FF14がどんなゲームと聞かれたら最初に思いつくのが文化祭なんですよね。
FF14が文化祭だという理由
FF14には様々な遊びがあります。
例えば、メインストーリーはもちろん多数のクエストに制作・採集系にハウジングやミニゲームなど、戦闘系だけでなく生活系も充実していて、本当に沢山の遊びがあって全てを語りきれない程ある。

そうそう、本格的なオンライン麻雀まで遊べちゃうよ。
なにせ麻雀のプロが、麻雀をやるためだけにFF14にやってきたというから驚きだ。普通のオンライン麻雀よりもマッチングしやすいという理由もある。もはや何のゲームかわからない程。
そんな様々な遊びの中から、「レイドバトル」と呼ばれるものがあります。
レイドバトルの中でも、零式という高難易度バトルがあります。
8人のプレイヤーでパーティを組み、めっちゃ強い敵と戦うのが零式です。

零式…これがオレにとっての文化祭なのです。
どういうことかと言うと、
プレイヤーには役割がある
プレイヤーには役割が割り当てられています。大きく分けるとタンク、ヒーラー、DPSの3つの役割があって、基本的な8人パーティの構成は、タンク2ヒーラー2DPS4で結成されています。
各役割を軽く説明すると、
タンクは、敵を自分に惹きつけて攻撃を受け止めたりするのが役目。
タンクが2人いる理由は、一人がメインタンクとして敵を受け持ち、もう一人がサブタンクとして、途中で出現した敵を受け持ったり、メインタンクを補佐したりする。時にはタンクスイッチと言ってメインとサブが交代することもあります。
ヒーラーの役割はパーティメンバーの回復。
片方がメインヒーラーでもう片方がバリアヒーラーであることが多い。バリアヒーラーとは大きなダメージを事前に予測してバリアを張ってダメージを軽減したりする役目だ。
DPSの役割はダメージを与える事。
DPSとは、Damage Per Secondの略で、「単位時間当たりの火力」を指すゲーム用語だけど、FF14ではアタッカーを総じてDPSと呼んでいる。
DPSは4人もいてるが、近接アタッカー2遠隔アタッカー1魔法アタッカー1という組み合わせが一般的。ここでは割愛しますが、それぞれの特徴を活かした戦術が組まれます。
これら役割を与えられたパーティメンバー8人でレイドバトルに挑んでいく事になるのだが、普通にバトルをしても勝利は得られない。レイドバトルで勝利をもぎ取るためには、しっかりとした事前準備が必要だし、予習や練習を繰り返す必要も出てくる。

オレは文化祭では三味線マンだったけど、FF14ではタンクという役割を選びました。
FF14では事前準備や予習や練習がある
ゲームなのに事前準備?予習や練習?ってなるかもしれない。
だけど、勘違いしないでほしい。

レイドバトルに限った話です!
ストーリーを進める際に出てくるID(インスタンスダンジョン)や討滅戦と言ったバトルやらは特に事前準備もいらないですし、予習や練習の必要はありません。よくFF14は予習が必須だからクソみたいな事を言う人がいますが、それは一部の高難易度コンテンツに限った話なので勘違いしないようにお願いします!

高難易度なのだから、普通にクリアできたら面白くないですよね。
FF14のレイドバトルは、フェーズに分かれて進行します。
敵の行動がある程度決まっており、緻密な計算で作られていて、HPを何%まで削ったかとか、時間などの経過で次のフェーズに移行する。そのためプレイヤーたちがギリギリで勝てるように調整されています。
フェーズの変化に合わせて8人が連携をとりながら攻略していく必要があるので、レイドバトルでは予習・練習という概念が必要になってくるのです。
緻密な計算で作られているが故に、順調に攻略が進んでいるように見えても、火力が足りなくて、あと数%で倒せたはずなのに全滅とかもよくあったりします。
こういった事態を避けるために事前準備が必要になります。
動画を見てもう少し火力を詰めれる所はないのかとチェックしたり、装備を見直してみたり、スキル回しを改善してみたり、能力を伸ばすための食事を準備したり、一時的にステータスを強化する薬などを用意するなどして、残り数%を削りきるために事前準備を行うことも大事なのです。

皆で話し合い、相談し、各々が努力をする!全ては勝利を掴むためにパーティは一丸となる!!
これだけの事をやるからこそ、
達成感がヤバい
事前準備をして、予習・練習をこなして、苦労はあれど、みんなで力を合わせて攻略するからこそ、そこに達成感が生じて感動に変わります。

これはマジでヤバいです!感動です!
思わず写真を撮ろう!となったりするほどです。
レイドバトルをするときはVC(ボイスチャット)を使ってやる事が多いのですが、クリアしたときのみんなの喜びようは本当にヤバくて、一体感を感じれるしマジで感動します。
オレが文化祭で思わず「やったー!」と言ってしまったほどの体験と被るのです。
FF14はどんなゲーム?まとめ

まとめると、オレが中学生の頃、文化祭で得た感動体験をレイドバトルを通して、何度でも再現してくれるのがFF14です。
言い換えたら、共通の敵を倒す(文化祭で優勝する)という一つの目標のために、仲間と共に力を合わせて、事前準備や予習・練習といった苦労を共にする事で、そこに連帯感や一体感のようなものが生まれて、最終的には勝利(優勝)し、喜びや達成感といった感動をもたらせてくれるのがFF14です。
さて、もう少しイメージできるように動画にもしてみました。6分ほどの短い動画ですが映像があるので具体的なイメージができます。最後まで観て頂ければより伝わるように出来ています。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
FF14に少しでも興味が沸いたぞと感じたら実際にちょっと遊んでみませんか?実は無料でお試しできて、気に入ったらそのまま引き継いで遊べるのですが…気になる方は下記の記事をご覧ください。
オレはFF14を新生発売日に購入したが、すぐに挫折しパッチ3.5から再始動した理由などを書いた自己紹介に興味があったらぜひ読んでみてください。
コメント