こんにちは、ぷろとです。
今日はコピーライティングの観点から4つの自叙伝的反応を考えてみます。コピーライティングの最重要事項は相手への理解です。コミュニケーション能力に深く関わってくる理解という能力を磨くためには自分を消す必要があります。自分を消すためには、自叙伝的反応を知らなければいけません。

ぷろとです。毎日ブログを投稿しています。文章を書くための考え方や、趣味のゲームだったり、感銘を受けた事などを執筆しています。
コピーライティング最大の奥義
全ては相手を理解することから始まる。
オレは、今までにコピーライティングの教材だったり、セミナーだったりで沢山の知識に触れてきたのですが、ほとんどが同じ事ばかりを言っていてイマイチ呑み込めていませんでした。
そんな中、師匠と言えるような人に出会いました。
師匠は、今までに学んだ知識にはない事ばかりをオレに話してくれました。
その中でも衝撃を受けたのが、

コピーライティングの最大の目的は、相手を理解することやで
文章を書く技術がコピーライティングだと思っていたオレには正直、この言葉の意味が理解できませんでした。

相手を理解…する…?

人は先に答えを言いたくなる生き物だよ。全部自分が言いたいことを先に話してしまう。もし、お前が医者に行ったとして、診断もされずにいきなり薬を処方されたとしたらどうだろう?

え?診断もせずに…薬? ちょっと怖いなぁ。本当にその薬を飲んでいいのか不安になりますね。

普通は、どういう状態か診断して、身体がどういう状態か理解してから薬を処方するだろう?

ですね!じゃないと怖すぎて信用できないです。

だけど、多くのネット上の文章では、診断をせずに処方してしまっているんだよ。だから、読まれないという事が起きるんだ。
相手に刺さる文章を書くためには、相手の事を知らなければ書けない。
だから、そのために相手を理解する必要があるのです。

相手を理解するのは簡単な事ではないよ。まずは、いかに自分を消す事ができるのかが第一歩だ。

自分を消す…かぁ
自分を消す
相手を理解するためには、自分を消さなければいけない。
人は先に答えを語る生き物だと師匠は言った。
これはどういうことかと言うと、
人間が相手とコミュニケーションをとるとき、「自分の経験から物事を判断して」相手に接しようとする。
これを自叙伝的反応という。
人は自叙伝的反応から相手を解釈し、自分の立場で相手を理解した気になる。
相手を理解した気になって自分語りを始めてしまう。これが先に答えを発してしまうという状態だ。
診断もせずに出した処方箋ということ。
この自叙伝的反応を消さなければ、相手を理解することは永遠に叶わない。
自叙伝的反応には次の4つが存在する。
- 評価する
- 探る
- 助言する
- 解釈する
恐ろしいのが、これらの反応はごく自然に出てくる反応で、自分では気づかない程、常に自然と行っている反応なのです。
しかし、それぞれを知る事で、自分が自叙伝的反応していることに気づけるようになるので、自分を消すための第一歩を踏み出すことができるようになります。
評価する
同意するか反対する。
人は自然と相手を評価しています。一瞬の判断で、相手に同意するか反対するかを瞬間的に判断している。
第一印象で人を決めてしまう経験があるでしょう?
パッと見た一瞬で、なんかこの人は嫌いだとか、なんだか気の合いそうな人だとか。
これも今までの自分の経験(自叙伝)が、相手を見た瞬間に一瞬で判断を下す。
人に限らず、文章であっても同じこと。
オレの書く文章を見ても、好き嫌いはわかれるだろう。
例えば、一人称に「オレ」を使っているオレの文章を読んだ瞬間に人は判断を下したりもする。なんだこいつ偉そうだなとか、世間を知らないなとかそういったイメージが一瞬でわいて、離脱する人もいるだろう。
たったの2文字で、オレの全てを判断してしまうということ。
怖くない?
人は簡単に評価を下す生き物だということだ。
探る
自分の視点から質問する。
質問は大事なのだが、自分の価値観で質問をして探ろうとするとあらぬ方向へ進んでしまう。
相手を知ろうとして質問をしているつもりでも、自分の解釈へ誘導しているという感じ?
助言する
自分の経験から助言する。
解釈する
自分の動機や行動を基にして、相手の動機や行動を説明する。
最後に
時間がなくなったので、ここまでです。このページは更新予定です。
コピーライティングを身につけるための最優先事項が相手を理解することです。
そのためには自分を消す必要がある。
だけど、これは第一歩にすぎません。
次回は、第二歩目にあたる「全部受け止め受け入れる」を話したいと思います。

それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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